次回研究発表大会予告

第33回 国際P2M学会 研究発表大会
「これからのプログラムマネジメント教育」

2022年度の国際P2M学会春季研究発表大会を、下記の要領にて開催いたします。
大会テーマは、「これからのプログラムマネジメント教育」です。つきましては、会員の皆様の研究発表を募集いたします。発表ご希望の会員は、今後ご案内する申し込み要領をご参照のうえ、期限までにお申し込みください。

なお、本大会は対面(千葉工業大学 津田沼キャンパス)とオンラインのハイブリッド形式にて開催する予定です。

※詳しくは【大会案内】をご覧ください。

1. 大会テーマ
「これからのプログラムマネジメント教育」

2. 開催日・形式
開催日:2022年4月23日(土)
開催校:千葉工業大学
〒275-0016 千葉県習志野市津田沼2-17-1

3. 開催団体に関する情報
主催:一般社団法人 国際P2M学会
会長:国際P2M学会会長 山本秀男
共催:千葉工業大学
実行委員長 :千葉工業大学 社会システム科学部
プロジェクトマネジメント学科 教授 小笠原秀人
実行副委員長:千葉工業大学 創造工学部
デザイン科学科 准教授 西田絢子

4. 大会趣旨
科学技術イノベーションを担う多様な人材の育成・活躍促進の重要性が指摘されて久しい。その中でも、研究開発活動における研究開発マネジメントとそれを担うプログラムマネージャの導入が重要視されています。その背景には、経済・社会的なインパクトを重視したバックキャスト型の研究開発制度が増加していることが挙げられます。さらに、昨今の企業活動においては、新しいデジタル技術によって既存のビジネスから脱却し、新たな価値を生み出すためのデジタル・トランスフォーメーション(DX)の取り組みが加速しています。
このように、研究開発の成果やデジタルテクノロジーを用いたさまざまな変革は、社会のあらゆる場面に押し寄せています。このような状況の中、この変革を推進する人材(プログラムマネージャ)を育成するために、大学においては「各教科での学習を、実社会での問題発見・解決にいかしていくための教科横断的な教育」の取り組みが広がっています。また、企業においては「組織の戦略や方針のもとで複数のプロジェクトを同時に遂行する複雑な多目的型の活動」を実践するための教育に力を入れ始めています。
しかしながら、日本においてプログラムマネージャという位置付けは、プロジェクトを推進するためのリーダであるプロジェクトリーダと比較して、定着・認知されているとは言い難く、故に人材層は薄く、その育成システムも確立されていないと考えられます。
本大会ではこのような問題意識の下で、「これからのプログラムマネジメント教育」をテーマに、さまざまな変革を推進するための中核となるプログラムマネジメントに焦点をあて幅広く議論します。まず、基調講演では、これからの教育設計において特に重要となる考え方について紹介していただきます。次に、大学、企業、公的な研究開発の各分野における人材育成について、それぞれの分野から識者をお招きし、現状の課題とその課題を解決するための教育内容について紹介していただきます。
以上のとおり、「これからのプログラムマネジメント教育」をテーマに、皆様と議論していきたいと思います。多くの方々のご参加をお待ち申し上げております。

5.今後の予定 ※ 都合により、変更される場合があります。
(1) 発表要旨投稿期限:2022年2月21日(月)24:00
(2) 発表予稿投稿期限:2022年3月28日(月)24:00