国際プロジェクト&プログラムマネジメント学会
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テーマ | 「P2Mミッション達成型プロジェクト・プログラムマネジメント」 |
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大会は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。 |
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日時 | 2011年5月14日(土)
発表スケジュール
09:30―12:00 個別研究発表 4トラック20発表 (30分×6) 13:00―13:10 司会 吉田邦夫 東京大学名誉教授 学会会長 13:10―14:30 基調講演「はやぶさによる世界初の小惑星探査の成功」 宇宙航空研究開発機構 川口 淳一郎 教授 14:45―16:00 設立総会(一般社団法人化) 16:00―17:45 ワークショップパネル討議「検証:東日本大震災と福島原発事故」 18:00―20:00 懇親会 (於:大会会場内) ※ スケジュール詳細は変更になる場合があります。随時ホームページでご案内します。 |
会場 |
キャンパス・イノベーションセンター CIC (地図) 〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6 ※羽田空港、東京駅から交通至便です。 ・JR山手線・京浜東北線 田町駅下車 芝浦口・・・徒歩1分 ・都営三田線・浅草線 三田駅下車・・・徒歩5分 |
参加 | 参加申込みフォームよりお申し込みください。 |
一般社会ではミッション(mission)は、使命や任務を指す解釈が共有されています。
その解釈には、「夢」、「行動」、「成果」が含意されております。
基調講演で予定されております「はやぶさ」のミッションは、1985年に小惑星から微粒子を持ち帰るサンプル・リターンの「壮大な夢」から開始されました。 その研究会は、構想段階に入り、まず3億キロ往還型探査機による複数案の入念な検討を行い、「イトカワ」にターゲットを絞り込みました。 1995年には「行動計画」を政府に申請し、翌年予算に認可されました。 プロジェクトチームは、実行段階に移行しましたが、イオンエンジンの故障、燃料漏れ、姿勢制御、交信トラブルなどのトラブルに見舞われました。
しかし、チームは、不可能と思われ課題を次々に克服して、2010年6月には見事に「成果」に結実させました。
行政、地域、企業、産学官連携の「イノベーション」は、全てミッションを起点としたプロジェクト・プログラムマネジメントで遂行されます。
その成果は、現代プログラムの属性である多義性、複雑性、拡張性、不確実性に影響される環境にあります。
学会が提唱する「創造的統合マネジメント」の文脈、知識、方法論は、会員の知恵と創意により進化、発展させねばなりません。
本大会は、ミッション方法論、戦略経営、システムズ・アプローチ、プロジェクト組織、の4つのトラックを設定しております。 会員の積極的な応募を期待しております。
国際P2M学会会長 吉田邦夫
春季大会実行委員長 小原重信
「「はやぶさによる世界初の小惑星探査の成功」
講師 宇宙航空研究開発機構 川口 淳一郎 教授
本大会では、4つの領域にフォーカスして発表トラックを設定しております。
応募に関する要領は、次項目をご参照ください。
発表スケジュール
● ミッション方法論研究
● 戦略経営研究
● システムズ・アプローチ研究
● プロジェクト組織研究
研究発表を会員から公募いたします。 研究発表の内容は、上記の3トラックからご選定ください。非会員でご発表を希望する方は学会への入会を条件といたします。発表の要領は次のとおりです。
■ 発表時間 : 20分以内、10分を質疑応答に充てます。
■ 要旨締切 : 平成22年3月31日、 タイトルと要旨300文字以内(厳守)
■ 論文締切 : 平成22年4月15日 火曜日18:00(厳守)、A4で10枚以内として投稿規程に従う
■ 提出先 : 国際P2M学会実行委員会
■ 提出方法 : 国際P2M学会実行委員会宛(メール添付してください) 宛 電子メール添付
■ 投稿規程 : http://www.iap2m.org/text2.pdf を参照してください
「P2Mコンセプト」
「検証:東日本大震災と福島原発事故 What’s wrong with us?」
〜いくつかの重要問題に検証を行い、今後の国際P2M学会のありかたを模索〜
モデレータ 木下俊彦 早稲田大学 産業経営研究所
パネリスト 亀山秀雄 東京農工大学大学工学府 産業技術専攻 教授
出口 弘 東京工業大学大学院総合理工学研究科長 教授
(Verification on the After-Effects derived from the historically largest-scale Earthquakes and Tsunamis which attacked the east part of Japan and the Subsequent Accidents at the Fukushima Nuclear Plants of Tokyo Electric Co. What's wrong with us, Japanese? )
11年3月11日に発生した日本史上例を見ない規模の東日本大震災(大地震と大津波)とそれい誘発されて起こった福島原発炉心溶融事故、これは天災であるとともに、人災でもある。とくに、福島原発事故とそれへの対応は、日本内外での「技術大国」、「原発安全神話」を打ち砕いた感がある。大災害後の被災地の人々の譲り合いと助け合い、冷静・沈着な言動は世界の称賛を浴びたが、その後の政府の指導性の欠如、東電など「原子力村」の無責任な言動は世界の批判・冷笑の対象となりつつある。今回の問題は、日本流政産官学の組織・意識決定・行動様式のあり方すべてに大きな疑問を投げかけている。これまで、独自の方法で、複雑性問題の最適解の追求を進めてきた国際P2M学会もまた、この根源的課題への真剣な反省・検討なしに、次の一歩を踏み出せないといっても過言ではあるまい。本ワークショップでは、この問題を簡単にレビュー、いくつかの重要問題に検証を行い、今後の国際P2M学会のありかたを模索することとしたい。
● 参加予約の申し込み : 学会のウェブ受付にて参加予約をお申し込みください。
参加申込みフォーム
● 参加費用
会員 1万円 / 非会員 1万3000円 / 学生 3000円
※懇親会費は別途申し受けます(会費は後日ご案内します)
※当日、5F会場受付にて現金でお支払いください。
● 大会会場地図 : キャンパス・イノベーションセンター(CIC) 〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6
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