国際プロジェクト・プログラムマネジメント学会

「2011年度秋季研究発表大会」のお知らせ

更新: 2011/7/25,28,8/2,10,18,20,22

「東日本大震災の教訓と日本復興のシナリオを探る」
産業構造転換と変革のためのプロジェクト・プログラムマネジメント

ワークショップのみの一般参加者様3000円をご用意致しました

大会は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。
PDFパネル討議報告書 PDF個別研究発表報告書

本年度の秋季研究発表大会について、ご案内申し上げます。
会員の皆様におかれましては、大会テーマと趣旨をご参照いただき、論文投稿とご参加の予定をよろしくお願いいたします。なお、研究発表コマ数は、4〜5トラックで25〜28コマ程度程度を予定しますので、早目にご投稿のご準備を推奨いたします。

■開催日時 2011年9月3日(土)  PDF発表スケジュール
09:30―      受付5F
10:00―12:00 個別研究発表 4F〜6F
12:00―13:00 昼食休憩
12:10―12:50 理事会・評議会合同会議 東京農工大609
13:10―14:10 基調講演 国際会議室
            学会挨拶 学会会長 吉田邦夫東京大学名誉教授
            社団法人日本自動車部品工業会 副会長 専務理事 高橋武秀氏
            「東日本大震災ー自動車・自動車部品産業の課題の再認識と再生への展望ー」
14:20―16:40 ワークショップ 「産業構造の転換意識と産業力を探る」
            モデレータ 木下俊彦氏 早稲田大学 産業経営研究所 特別研究員
            パネリスト  高橋武秀氏 日本自動車部品工業会 副会長・専務理事 
                    出口 弘氏 東京工業大学大学院総合理工学研究科 教授
                    根本敏則氏 一橋大学大学院 商学研究科 教授
                    淺田孝幸氏 立命館大学 経営学部教授
17:00―19:30 懇親会 (於:大会会場内)
※ スケジュール詳細は変更になる場合があります。随時ホームページでご案内します

■開催場所
キャンパス・イノベーションセンター CIC 
地図
〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6  ※羽田空港、東京駅から交通至便です
・JR山手線・京浜東北線 田町駅下車 芝浦口・・・徒歩1分
・都営三田線・浅草線 三田駅下車・・・徒歩5分
参加申込みフォームよりお申し込みください。

1. 大会テーマ

東日本大震災の教訓は、被災地のみならず、福島原発事故は世界全体にまで衝撃を与えました。阪神大災害は、9兆円規模の被害でしたが、東北大震災は16兆〜25兆と予測され、死者・不明者2万3000人、被災者10万人と報道されています。低炭素社会の実現に期待された原発は、大幅に後退し、安全・安心社会の視点で見直しを要請されています。我々は、3.11教訓を反映し、根本から将来ビジョンを再構築せねばなりません。地震、津波、原発事故など複合災害による最悪状態を想定外とせず、日本復興のシナリオに社会合意を得られるように真剣に取り組む必要があります。さらに、地域災害が派生させる天然ガス、食料、資源の価格高騰や物流、供給網の分断など、社会、経済にも着眼する広い視野も要求されます。複合災害により、ライフライン、社会インフラ、エネルギー供給、セーフティネットなどの弱点が露呈しております。プロジェクトやプログラムの変革視点で検証すれば、地域独占型発送電事業、セキュリティ監視体制、緊急時の意思決定能力、リスクマネジメント、サプライチェーンなどの再検討が浮き彫りになりました。復旧や復興への組織的対応の遅れや長期化も国会で議論されています。このように日本復興のシナリオ模索には、実に多種多様な問題への取組みがありますが、本大会では産業構造転換を主要なテーマにフォーカスいたします。例えば、自動車は2〜3万点の部品から構成され、部品1つが無くても製造できません。部品と素材のサプライチェーンは、産業構造の鍵であり、本大会の基調講演には自動車部品産業と緊急物資の支援供給事業に関わる専門家をお招きし、その後のワークショップで議論を深める予定です。なぜなら、日本の復興シナリオは、地域、雇用、生活に関わる産業のあり方に関わり、その主役は、自動車と部品産業、それに緊急物資網などに関わるリーディング・インダストリーとライフラインだからです。復興には行政、産業、大学、それに国民全体が課題意識を持たねば実現できません。不確実性と人災によるヒューマン過失に対して、会員による創造的な変革すべきプロジェクト・プログラムマネジメントをご提唱下さるようにお願いいたします。

平成23年6月5日

国際P2M学会会長 吉田邦夫
                              春季大会実行委員長 小原重信

2. 基調講演

「東日本大震災ー自動車・自動車部品産業の課題の再認識と再生への展望ー」       
講師 社団法人日本自動車部品工業会 副会長 専務理事 高橋武秀氏

3. 研究発表トラック

本大会では、5つの領域にフォーカスして発表トラックを設定しております

  ● A会場  戦略シナリオトラック
  ● B会場  リスクマネジメントトラック
  ● C会場  安心・安全社会とインフラトラック
  ● D会場  組織と意思決定トラック
  ● E会場  自由研究トラック

4. 研究発表の公募

研究発表を会員から公募いたします。 研究発表の内容は、上記の5トラックからご選定ください。非会員でご発表を希望する方は学会への入会を条件といたします。発表の要領は次のとおりです。

  ■ 発表時間 : 20分以内、10分を質疑応答に充てます。
  ■ 要旨締切 : 平成22年7月29日 金曜日17:00、 タイトルと要旨300文字以内(厳守)
  ■ 論文締切 : 平成22年8月10日 水曜日17:00(厳守)、A4で10枚以内として投稿規程に従う(実務者論文はパワーポイント可)
  ■ 提出先   : 国際P2M学会実行委員会
  ■ 提出方法 : 国際P2M学会実行委員会宛(メール添付してください) 宛 電子メール添付
  ■ 投稿規程 : http://www.iap2m.org/text2.pdf を参照してください
  ■ 発表方法 : 発表者は、大会当日発表資料をUSBにて持参し発表

■ 参加申し込みについて

● 参加予約の申し込み : 学会のウェブ受付にて参加予約をお申し込みください。
  参加申込みフォーム

● 参加費用
非会員 1万3000円 / 正会員・法人会員・社会人学生会員 1万円 /
   グループ割引8000円 / 社会人では無い学生会員・大学院生 3000円
● ワークショップ 「産業構造の転換意識と産業力を探る」 のみ参加費用
  非会員3000円
※懇親会費は別途申し受けます(会費は後日ご案内します)
※当日、5F会場受付にて現金でお支払いください。

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